ニフティ株式会社さんで、社内向け「水の授業」を行いました。
「マインドマップ」に描かれた絵
http://www.aqua-sphere.net/data/mindmap/mindmap2008.html
についてひもときながら、
いろいろな水問題についてお話し、
それぞれの関係性について解説しました。
そのときに、こんなやりとりがありました。
「地球にある利用可能な淡水のうちの、約7割が農業につかわれています。
工業用水が2割、生活用水が1割です。
企業のコストでもそうですが、
節約を考えるなら『使用量の多いものから』が基本です。
だから農業用水をいかに上手に使うかが重要な問題です」
とお話しすると、
「それでは個人レベルで行う節水はあまり意味がないのですか」
という質問を受けました。
家庭で水をつかう場合、
「使用量」という量的な問題と、「生活排水」という質的な問題があります。
使用量に関しては、
現時点では、生活用水は淡水使用量の10%ですが、
今後、世界各地で都市化が加速するとその比率は上がります。
また水質という面では、
生活排水は水を汚す原因の50%になっております。
水が汚れると使用する水が減ることになりますから、
大きな問題であり、また生活排水の改善は個人でもできます。
質量を同時考えた、都市での水循環、水使用モデルをはやく構築し、
今後世界中で加速する都市化に先駆けたモデルをつくることが必要ですし、
それをやっていくには個人への教育が必要になります。
実際、80年代のボストンでは水需要の急増に対して、
節水教育を実施し、使用量を70%まで削減したケースがあります。
やはり個人の力の積み重ねはものすごく偉大なパワーであると思います。







